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2002年度第2回議事録

日時:平成14年10月5日(土)13:00-17:00
場所:大阪市立大学文化交流センター 大セミナー室
出席者:
役員:柘植綾夫(会長),井小萩利明(副会長),三島嘉一郎(副会長),社河内敏彦(副会長),齋藤隆之(情報部会長),稲葉英男(企画部会長),竹中信幸(混相流リエゾン担当),田中敏嗣(学生会),森治嗣(財務委員長),古内正美,大田治彦,上野隆司(総務部会長)
理事会構成員:
片岡勲(年会講演会・混相流シンポジウム実行委員長),東恒雄(日本学術会議水力学・水理学専門委員会委員),近藤健(事務局)

配 付 資 料
将来構想検討ワーキンググループ答申書に対するアクションプラン(案)  [2002-2-01]
日本混相流学会年会講演会2003・第22回混相流シンポジウム準備状況   [2002-2-02]
日本混相流学会企画部会報告                     [2002-2-03]
情報部会活動報告                          [2002-2-04]
混相流シンポジウム開催場所のローテーション化と第19回開催場所について[2002-2-05]
財務委員長報告                           [2002-2-06]
4th-ISMTMF-2003の件                       [2002-2-07]
年会講演会2002学生優秀講演賞の選考について             [2002-2-08]
日本学術会議水力学専門委員会報告                  [2002-2-09]
日本混相流学会平成14年度受賞候補者募集のお知らせ          [2002-2-10]
日本混相流学会2002年度学生会活動計画                [2002-2-11]

議  事
1. 第1回理事会議事録の確認
事前にメールで配布している第1回理事会議事録について、特に変更箇所が無いことを理事会出席者で確認し、議事録を承認した.

2.報告事項
2.1 将来構想検討ワーキンググループ答申書に対するアクションプラン(案) [2002-2-01]
資料を基に,三島企画担当副会長より報告があった.報告内容は,将来構想検討ワーキンググループの答申書を受けて,そこで指摘された必要なアクション等への対応案をまとめたもので,次の3項目に大別される.各項目の概要と理事会にて議論されて決まった今後のアクション内容を以下に述べる。

① 会員数の増強について
答申書では,企業会員数割合を2004年度に50%に,また維持会員数を37社に増加することを目標にすることが述べられている.これについてはこの数値目標が達成可能かどうかの検討余地がある.すなわち,本学会が混相流を専門とする人材に対する社会のニーズはあるか,本学会入会のインセンティブは何か,また入会によってメリットは得られるか,等によって数値目標を達成できるかどうかが決まってくる.理事会でのアクションとしては,まず本学会のPR資料を作成し(斎藤情報部会長担当),それを本学会の企業に所属している評議員に出し(上野総務部会長担当),評議員の方から企業の方々に対して本学会への会員募集活動をしていただくこととした.なお,評議員は現職の方々に加え,これまで企業の方で本学会の評議員経験者にもこの会員募集活動をしていただくこととした.

②混相流学会の進路や研究会活動について
答申書では,本学会の活動領域を工学・産業色を強めるべきだとの指摘がある.しかしながら,答申書では同時に,応用物理学会のように”科学分野への方向性も視野に入れるべき“との指摘がなされている.これについては,産業分野への進出と同時に,それとは反対の基礎科学分野への方向性を探るべきで,例えば応用物理学会や熱物性学会,CFD関係の専門家等との共同開催による共通の基礎的問題を横断的に検討する研究会等の開催を検討してはどうか等の意見が出された.この問題は重要であり,更に議論を重ねて検討すべきものであることから,企画部会で議論して実行すべきアクションを決めていくこととなった.

③若手・中堅研究者会員の育成について
答申書では,若手・中堅研究者会員の育成の為,若手・中堅研究者の学生企画オーガナイザーへの参加,若手・中堅研究者と企業が連携できる組織の構築,若手・中堅研究者提案による国費プロジェクト申請のコーディネイト等のアクションが提案されている.これについては,若手・中堅研究者にとってのメリットは何か,何を目的として若手・中堅研究者と企業とが連携するのか,等の検討が必要であり,今後学生会で議論して実行すべきアクションを決めていくこととなった.

2.2日本混相流学会年会講演会2003・第22回混相流シンポジウム準備状況 [2002-2-02]
片岡年会講演会・混相流シンポジウム実行委員長から資料に基づき準備状況を説明があり,理事会にて以下の事項を了承した.

開催日時は平成15年7月23日から25日までの3日間とし,開催場所は大阪大学豊中キャンパスとする.シンポジウムのテーマは“環境・エネルギの世紀と混相流”を提案する.また講演論文集には広告を掲載する.更に,権威ある研究者への年会・シンポジウムへの招待状を出すこととし,その際の謝礼金については他学会のやり方を参考にして決定していくこととした.なお,2004年の年会講演会と混相流シンポジウムの開催場所については,資料[2002-2-05]を基に協議し,中国地区として稲葉中国地区担当理事に具体案の検討を依頼した.

2.3日本混相流学会企画部会報告 [2002-2-03]
稲葉企画部会長から資料に基づき説明があり,理事会にて以下の事項を了承した.未定となっていたレクチャーシリーズ運営委員会,オーガナイズド混相流フォーラム運営委員会等のメンバについては,以下のように決まった.

①レクチャーシリーズ委員会
委員長 森幸治(大阪電気通信大学)
委員:南川久人(滋賀県立大学),細川茂雄(神戸大学),村井裕一(福井大学),大成博文(徳山高専),稲葉英男(岡山大学)
②オ-ガナイズド混相流フォ-ラム運営委員会
委員長 朝倉國臣(北大)
委員:井口 学(北大),大西善元(鳥取大学),藤川重雄(北大)
③リエゾン専門委員会
委員長 堀井清之(白百合女子大学教授)
委員会アドバイザー 角山茂章(会津大学教授)
委員:片岡勲(大阪大学教授),逢坂昭治(徳島大学教授),高橋 弘(東北大学助教授), 森雅人(森環境技術研究所所長)

2.4情報部会活動報告 [2002-2-04] 
斎藤情報部会長から資料に基づいて,部会構成メンバの紹介,学会誌(9月号,12月号)の構成及び編集委員会,インターネット運営委員会に関する説明があった.編集委員会は8/17に千里ライフサイエンスセンタにて開催し,特集記事として”混相流とエネルギ“,”日常生活と混相流”に関する2年間の特集を企画したことの紹介があった.またインターネット運営委員会ではホームページの運営管理方法について議論中であることの報告があった.情報開示関連事項として,情報開示に関する認証は情報担当副会長,情報部会長,インターネット委員長及び総務部会長が行うこととし理事会にて承認した.

2.5財務委員長報告[2002-2-06]
森財務委員長から資料に基づいて説明があった.各部会への予算振込みに関して,部会長の管理負担軽減のために,部会ごとの銀行口座を新規に開設したことの報告があった.

3.審議事項
3.1 4th-ISMTMF-2003の件 [2002-2-07]
上野総務部会長から,資料に基づき,4th-ISMTMF-2003に対して本学会は共催とすること,またこのシンポジウムでの各委員の案が提示された.理事会として共催の件を承認すると共に各委員についても提示案で了承した.

3.2 年会講演会2002学生優秀講演賞の選考について[2002-2-08]
田中学生会担当理事から,資料に基づき,年会講演会2002学生優秀講演賞の選考を行った旨の報告があった.選考の結果,6名の方々が講演賞受賞者に相応しいとされ,理事会にて了承された.

4.その他
4.1 日本学術会議水力学専門委員会報告 [2002-2-09]
東日本学術会議水力学・水理学専門委員会委員から,資料に基づき,第52回理論応用力学講演会パネルディスカッションと企画中の合同シンポジウムの報告があった.
4.2 日本混相流学会平成14年度受賞候補者募集のお知らせ [2002-2-10]  
井小萩副会長から,資料に基づき,平成14年度の各種賞受賞者の応募について説明があった.     
4.3 日本混相流学会2002年度学生会活動計画 [2002-2-11]  
田中学生会担当理事から,資料に基づき,2002年度の学生会活動計画の説明があり,2003年度学生会夏季セミナ等計画中であることの報告があった.                    

以上                        作成者:総務部会長 上野隆司

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